本日は松戸のとあるショップまでお出かけしてきました。
インスタでは公開しましたが、あれを受け取りに行ってきましたよ!
こんばんは。デジ物書きのサブイズム(@sabu94_1982)です。
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Source : Evoltec Japan HP、Proshop OTSUKA HP、岡田商事 HP
Contents
エヴォテックバッテリーを約1年使用
#エヴォルテックジャパン の #evotec リチウムバッテリーを使い始めてもうすぐで1年ですが、本当に準備が楽(笑) タックル売って買う価値は大有りです(●´ω`●) pic.twitter.com/9u7v5Uy7of
— Sabuism2.0@デカハネGP参加中★ (@sabu94_1982) February 7, 2020
それはもう圧倒的な「軽さ」です!
以前は鉛バッテリーを使用していましたが、家→釣り場、釣り場→ボート、ボート→車、車→家の4回の運搬がしんどすぎて腰が痛いなと思っていました。
以前私の知り合いの先輩は両手にボイジャーをM27MFを持ち、桟橋から落ちて腰を痛めたこともありました。
ボイジャーバッテリーのこのサイズの重量は、24.3㎏。
正直殺人的な重量としか言えません。2発を同時に持てばほぼ50㎏ですから。
ということで、高額釣具を売ってまで新しく導入したのがエヴォルテックジャパンが発売しているエヴォテックリチウムバッテリーのSE-121000というモデルでした。これは鉛バッテリー換算だと130Aの容量を持つ12Vでは容量多めのバッテリーとなります。
私がこのエヴォテックを購入しようするに至ったキッカケは、元ノリーズの鶴岡プロのテストをFacebookで拝見したからです。その時に自分なりにまとめた記事がありますので、御参照ください。
鶴岡プロHPへのリンクもあります。
釣り具のミシマで購入したのは、ポイント利用が出来たからです。今ならペイペイキャンペーンもあり、かなりお得に買うことが出来ます。そして、ミシマさんにはメカニックの八木さんがいらっしゃいます。伊藤巧プロのサポートをされている方です。伊藤巧プロもエヴォテックを使用していますね。
それと、釣り具の大塚が発売しているリチビーの存在を知らなかったのも良かったのかもしれません。正直ここ最近までもリチビーがどういうバッテリーか全く理解できていませんでした。
だって、エヴォルテックジャパンのバッテリーは、元々がバッテリー屋さんですから、データも詳細に出しているし、これ以上ない安心感があったからです。
ですが、最近のリチビー利用者が増えている現状をみて、何がどう違うのかを私なりに整理しようと思い、今回この記事を書きました。
前提条件が幾つかあります。
・エヴォテックは、SE-12750(≒鉛バッテリー105A相当)とする。
・リチビーは、12Vの60A(≒鉛バッテリー105A相当だが少し多い)とする。
・鉛バッテリーは、ACデルコのボイジャーM27Fとする。
・データ等は各社HPより拝借し、使用感以外は私見を入れないで事実のみを明記する。
私はSE121000を所有しますが、話を進めやすくするために、各社のバッテリー容量はほぼ同じ容量で話を進めたいと思います。
また長文になりますので、御時間のある際にお読みいただければ幸いです。
では見ていきましょう!
エヴォテックとリチビーのデータ比較(ボイジャーはおまけ)
ちょっと手間がかかりましたが、纏められる情報をまとめてみました。
参考:Evotec HP、Proshop OTSUKA、ネオネットマリンWEB本店、岡田商事HP
ブログをやっているからこそ気が付くのですが、メーカーさんのHPはもう少しパーマリンク(URL)を考えて設定した方が良いかと思います(笑)
さて、この早見表ですが、各社のHPからデータを抜き取り、ある部分は言い換えながらも事実を記載しています。
何か気が付いたことありませんか?
そうです、リチビーのデータがちょっと少ないなと思う点です。
それなりのお金を出して購入しなければならないリチウムのディープサイクルバッテリーに対して、もう少しデータがあると良いのではないかと思います。
エヴォテックは最初からHPに細かいデータ表がありますが、上記のような表を作らない限り、リチビーの情報は各場所にバラバラに掲載されていて把握しにくいです。
まあ、もしかしたらそこまでデータって購入する上で必要なん?といわれてしまえば、それまでかもしれませんが。ここは購入するアングラー側の印象によるものかと思いますので、それに対しては否定することはしません。
一方で、エヴォテックとボイジャーに関しては、メーカーとしてきちんとしたデータが示されています。特にエヴォテックは、バッテリーメーカーであるためか、ブログ等で色々なセッティングの例も掲載されています。(まあ、ここまでデータをみて購入したわけでは無いですけどね(;’∀’))
ボイジャーについては、流石に販売歴も長いということで、エヴォテック同様にバッテリーのデータについては、どのサイトで見てもきちんと掲載されています。
早見表は以上になります。もしデータ比較をしたい場合は、是非ご活用下さい。またリチビーのN/Aという部分でデータがありますよ!って方が居ましたら、教えて頂けると幸いです。
エヴォテック社のリチウムバッテリー(SE-12750)について
では、まずはエヴォルテックジャパンが発売しているエヴォテックリチウムバッテリーから見ていきます。
メーカー謳い文句
リチウムバッテリーの弱点である、過放電・過充電・大放電流値などを安全装置と専用充電器を使用する事でカバーしています。鉛バッテリーを購入して、それほど使用していないのにバッテリーが弱っていることを体感された方もいらっしゃるでしょう!?
それは、鉛バッテリーのサルフェーションという現象がもたらします。それは、放電時に起こります。放電時に起こる鉛バッテリー特有の化学変化ですが、放電時には必ず起きます。充電時にそれを和らげるのですが、和らげるだけで元には戻りません。使えば使うほど容量は減少していきます。リチウムバッテリーはサルフェーションはありません。よって長いサイクルが可能となります。
ということだそうです(^^♪
ちなみに、上記にあるサルフェーションとは、バッテリーの化学反応によって生成された硫酸鉛がバッテリーの極板という部分にこびり付いて硬化することで、バッテリーの性能を低下させる現象のことを指します。
保護機能
この機能は、バッテリーの誤用によるダメージを最小限で保護するための機能と説明書に記載されています。ただ、そうはいっても、大きくダメージがある場合はバッテリーが駄目になることも。。
エヴォテックでは、過充電保護機能、過放電保護機能、そして過電流保護機能の3つがバッテリーに備わっています。
それらが働いた場合は、一時的にバッテリーが使用できなくなりますが、少し時間が経ち、バッテリーが落ち着けば再び使用可能となります。
エヴォテック使用時に気を付けること
雨や水に気を付ける!
早見表にも記載しましたが、リチウムバッテリーは雨に弱いバッテリーです。そのため、釣をしている最中にボイジャーバッテリーのように雨ざらしにしておくと使用不能になることがあるようです。
メーカーさんに以前質問した時の回答では、「上部蓋のつなぎ目と、ねじ止め部分からの水の浸入は多少あります。」とのことでした。
なので、バッテリー専用の袋を同社HPかミシマさんで購入するかした方が良いかと思います。
それかドカットやバッカンを購入してそれにぶち込むのもありだと思います。
余談ですが、バッテリーのインジケーターは下記があります。
私のはドットで表示されるタイプですが、どうやら廃盤になってしまったようです。残念。
使用後は速やかに充電を!
充電器は基本本体と一緒に購入する仕組みになっています。単体だけの販売は一部の機種用しか買えないようです。
エヴォテックではこう説明書に書かれています。
バッテリー使用後は専用充電器でなるべく早く充電してください。 リチウム電池(1セル)は通常3.2V~3.7Vの電圧がありますが、2.3Vまで放電が進んだ場合に、それ以上の深電がより速いスピードで行われ、電池損傷の恐れが発生します。 弊社のバッテリーは2.7V(Min)で過放電保護機能が働きます。2.3Vまでは達しませんが、なるべく早く充電していただければ、過放電の心配もなくより長くご使用頂けます。 保管時は必ず充電を完了してから保管してください
この「なるべく早く充電」がどのくらいのタイミングかは数値化されていないため、個人の理解に差があると思います。ですが、普通に考えれば釣行から帰宅して直ぐに(1h以内とか)というのが一番多いパターンではないかと思います。
と思っていたら以前にエヴォルテックジャパンの方に聞いていましたので、参考までにメーカーさんの回答を明記します。
鉛バッテリーに比べるとアバウトでも大丈夫です。 しかし、放電で違いが発生した、セルバランスを早く整えてあげる事が、長期ご使用頂けるコツとなります。 放電具合にもよりますが、放電後1週間以内には充電して頂きたいと思います。放電後、次回釣行まで数ヶ月充電しないという事は避けてほしいという旨。
うむ、まあまあアバウトですが、このくらいは大丈夫とのことでした。
*リチウムバッテリー充電サイクルは、Evotecでは2,000回以上で20%ほど容量が減少する(説明書より)ようです。
衝撃や振動について
これは次に紹介するリチビーもそうですが、リチウムバッテリーは振動や衝撃には鉛バッテリーと比べると弱いようです。なので、扱いは丁寧にしましょう。
長期保管について
3ヶ月に1度は電圧を確認するようにとの指示があります。放電状態で長期保管されると電池の劣化が早まるようです。
その他詳しい内容を更に勉強したい方はEvote HPへ。
プロショップ大塚のリチビーバッテリー 12V 60Ahについて
最近ですが、SNSを見ているとリチビーの使用率が上がってきている気がします。結構有名なアングラー達が使用しているのも大きなポイントだと思います。
メーカー謳い文句
あなたのボートライフを劇的に変える次世代LifePO4バッテリー
とてもカッコイイフレーズだと思います!
リチビーはデータがエヴォテックに比べると少ないと明記しましたが、リチビーHPには多くのQ&Aが載っており、購入者の不安を払拭する内容を掲載しています。
これは鉛ディープサイクルバッテリーとの比較表になります。
解説は直接HPより
皆様の今までの経験や上図を見ておわかりのように鉛ディープサイクルバッテリーの電圧低下は緩やかな曲線を描きます。許容電圧値の70%程度までしか使えません。
リチウムバッテリーは突然鋭角的な電圧降下を起こす性質を持ち許容電圧値の範囲で概ね90%以上使えます。したがって、同じ理論容量を持つそれぞれのバッテリーであっても実際に使用出来る容量は20%以上差があり特に鉛ディープサイクルバッテリーの場合には経年劣化が早いので1年程度使用したバッテリーの比較ではリチウムバッテリーの方が1.5倍程度の実容量を持ちます。
まあ、難しいことは抜きにしても、とにかくリチウムの種類は異なっても鉛バッテリーよりは確実に長く使えそうなことは間違いなさそうです。
では、次に実際にリチビーを使用する際に気を付けておくことをHPから抜粋します。
BMS(バッテリーマネジメントシステム)について
エヴォテックの保護機能とほぼ同等な機能で、これがバッテリー内部に装備されています。
誤使用時のリチウムバッテリーを保護することが主目的です。
ある一定を超えた充放電時には瞬時にBMSリレー回路が作動して入出力を遮断し、万一の安全のために作動する仕組みとなっております。著しくBMSのダメージが大きい時を除いて、BMSリレーが作動したバッテリーは充電器で充電を行って頂くとリレー回路が復活し、通常通りご使用頂けるように回復致します。
リチビー使用時の注意点!
雨や水に注意する
こちらもエヴォテック同様に、リチウムイオンバッテリーであることから、水への耐水性は鉛バッテリーよりかは弱いことになります。
リチビーは水の侵入を出来るだけ阻止できるように処理しておりますが、雨時などの場合には付属のバッテリーカバー(12V20Ahを除く)をご使用下さい。 万一バッテリー内に水が浸入すると、バッテリー内のBMSが破損してしまう等、バッテリーが破損してしまう可能性がございます 。
確実にカバーは装着しておきましょう。バッカンとかドカットのようなものは個人的には不要だと思います。
一応専用でカバーも販売されているのですが、これはちょっと心もとない気がします。おぼっちゃまくんに出てくるびんぼっちゃまの半分の服みたいです。
せめてエヴォテック同様に全体を隠すような袋は必要だと思います。
24Vと36V用であれば、全体を隠せるタイプも出ています。こちらの方が多少大きかったとしても12Vにも良いかと思います。
充電のタイミングに注意!
これが面白いことに、エヴォテックと異なります。
エヴォテックは使用後速やかに充電を!と謳っている一方で、リチビーサイドは以下のようにHPに記載されています。
まず保管状況について、リチビーは人間同様にお腹がいっぱいで寝てしまうと健康に良くなく、バッテリーの劣化が進みます。 満充電での保管ではなく20%~40%程度で保管して頂くことが望ましく、釣行前日に満充電して頂くことをお勧めいたします。 リチビーの保管温度は10~25℃ほどの温度での保管が好ましく、真夏の車内保管や結露がおきる環境などは好ましくありません。 人間同様、快適な温度で保管ください。
これは結構難しそうですね(笑)容量が大きなモデルであれば、使用後はそのままにしておいて、釣行前日に満タンにするのが良いということでしょうか。。
但し、完全放電の場合は即充電と記載があります!
ここら辺の扱いが私には難しそうです。何故なら、一度充電開始したらEndとなるまで放っておくからです(笑)
振動や衝撃について
バッテリー内には基板が挿入されてる事もあり、大きな衝撃が加わらないようにして下さい。 取扱いには魚探など電子機器を取り扱うように大切にご使用下さい
これはもうエヴォテック同様に、リチウムバッテリーは気を付ける必要があります。
また以下も書かれています。
リチビーバッテリーは横に倒しても液漏れの心配はないので、横に向けて頂いても問題ございません。 ただし、バッテリーのターミナル部を上面にして使用されるように内部の構成設計をしております。ご使用時や運搬時は上面にして使用、保管等行って下さい。
長期保管について
リチビーバッテリーの自己放電率は1か月にわずか約1%です。(鉛バッテリーは1か月に約20%放電) 長期放置していても十分な電力を維持します。
ということで、長期保管しておいても平気なようです。
但し、完全放電は勿論NG. 残量が5%以下にならないことを推奨しています。先ほども記載しましたが、完全放電した場合は速やかに充電と書かれています。
更に勉強したい方はProshop OTSUKA HPへ。
まとめ
さあ、如何でしたでしょうか?
ここ最近話題になっているエヴォテックとリチビーの比較記事を書いてみましたが、これら以外にも中華系の激安リチウムバッテリーとかもあるようですね。
値段と軽さばかりが強調されるリチウムバッテリーですが、値段を格安で追い求めると質の悪いものを手にする可能性もあるかもしれません。
軽さはどれも似たりよったりだと思いますが(笑)
私自身も色々と調べていて勉強になったのですが、ここは値段をケチルことなく、信頼のおけるメーカーから商品を購入するのがベストだと思います。
個人的には、やはりエヴォルテックジャパンのエヴォテックをお勧めします。会社の方で「池田さん」という方がいらっしゃいますが、非常に丁寧にFacebook上で相談に乗って頂きました。対応が素晴らしい企業だと思います。(思いっきり贔屓していますが(笑))
問い合わせ先は以下。
株式会社エヴォルテックジャパン
お問い合わせ : info@evoltec-japan.com
電話: 03-5875-6515
住所:〒124-0022 東京都葛飾区奥戸4丁目11番9号
良かったら、サブイズムのブログみて連絡しましたと伝えてみてください。きっと1つ1つ親切に相談に乗ってくれるはずです。
ということで、2大リチウムバッテリーについての記事でした。
もしも誤り等がございましたら、修正しますので、ご指摘の程宜しくお願い致します。
では、また後程!
Sabuism
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