おはようございます。フィッシングトランスレーターのサブイズム(@sabu94_1982)です。
昨晩でCrisisの最終回を見終わりました。見ていた方はわかると思いますが、最後のシーンが。。。
上手いというか、何というか(笑) 今後の動きに期待しましょう!
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Source : FLW ウェブサイト(画像をお借りしています。)、Outdoor Alabama、Aquafind
前編のおさらい
昨日の投稿のおさらいです。
カリフォルニアでニック・デュレック氏によってキャッチされた11lb-4オンスのスポッテッドバスが、5月にIGFAにて認定されました。
ですが、実は有識者からのクレームで、このバスがスポッテッドバスではなく、「アラバマバスなのではないか?」との議論が巻き起こっているというものです。
前半を逃した方は下記へ。
本来のスポッテッドバスは、ここまで大きくならないというのが、魚類分野で強弁を取るサモンズ氏の見解でした。
さて、今回はこの騒動におけるIGFAの意見とニック・デュレック氏の思う所とこの後の見通しについて触れていきます。
IGFA担当者の意見
今回の騒動について、IGFAがの担当者は下記のように述べています。
Schratwieser, of the IGFA, says he wasn’t made aware of the AFS’s stance on Alabama bass until recently, and he pointed out that the designation has created a somewhat sticky situation that the IGFA is attempting to sort out, as genetics testing was not done on Dulleck’s record fish to verify species. The IGFA is recognized and highly respected as the keeper of world record fish catches in a variety of categories.
(IGFA担当者は、米国魚類協会のアラバマバスに対するスタンスに気づいていなかったようです。そして、彼は指摘しました。IGFAが整理しようとしてつけた名称が今回の様な厄介な状況をつくりだしたのではないかと。またデュレック氏の釣り上げたバスの遺伝子テストは実施されていませんでした。IGFAは今回の騒動を認識しつつも今回のワールド・レコード保持者おデュレック氏をリスペクトしています。)
“We have to get this right,” Schratwieser says. “I’m going to have to rely on biologists to help us sort this out. It’s a mess.”
(我々はこれを正さなければなりませんとIGfA職員。 生物学者の助けを借り、これを解決したい。これはあまりにも混乱した状況だ。)
ニック・デュレック氏が想うこと。
今回の騒動は、IGFAからデュレック氏へE-mailが直接送られたようです。
Dulleck, who says he received an e-mail from IGFA notifying him that his all-tackle spotted bass world record might be exchanged for an Alabama bass record, says he is somewhat confused by the recent turn of events.
(内容は、スポッテッドバスのワールド・レコードがアラバマバスのワールド・レコードに置き換わる可能性がある内容であり、混乱しました。)
それも当然ですよね。今まで散々上手くIGFAの記録認定されない人を見てきて、キチンとガイドライン通りに書類を提出したと思ったら、この連絡ですから、それは困惑すると思います。既にIGFAのウェブにも登録済みですし(笑)
彼としては、IGFAが今後どのようにこの事実を明らかにしていくかを知りたいと言っています。
理由は明快。
There are several IGFA spotted bass line-class records to be looked at and other fish in the 8- to 9-pound class that have been caught in California and recognized in the past. Do we say all big spots in California are Alabama bass? There are a lot of lines to be drawn, so I don’t think it’s going to be an easy process for IGFA.
(幾らかスポッテッドバスのラインクラス別の記録があり、過去にカリフォルニアでキャッチされた8-9lb台のバスは全てスポッテッドバスと認定されています。このカリフォルニアでキャッチされた全てのデカバスをアラバマバスとするのか?そこには明確に線引をする必要があり、IGFAにとっても容易なプロセスではないと思います。)
それはそうですよね^^;
過去の記録も全て「アラバマバスでした」ということをIGFAが認めて、謝罪する必要が有るからです。
最後にニック・デュレック氏はこう付け加えます。
“But, at the end of the day it is what it is,” he adds. “If I wind up with the world record for Alabama bass, that’s cool, too. It seems to me that is more than likely what is going to happen, and I’m fine with that. My main concern is that this deal gets handled in a way that is fair for everyone going forward.”
(でもね、最後はそれはそれ( 現実)なんです。もし、アラバマバスのレコードサイズで終わるのであれあb,それはそれでかっこいいよね。僕にとってはそれが起こりそうなことに思えて、それで構いません。僕の一番の心配毎は、皆が前向きになれるような公平な方法で本件が取り扱われることですね。)
寛大なアングラーですね(*´∀`)
この精神を見習いたいものですw
さて、ここで3000文字を超えたので、今回を中編として、次回はアラバマバスの起源とテキサス州のバスの取り組みについて述べたいと思います。
これが後編となるのか、それとも中編パート2となるかは分かりませんが、キチンと見ていきたいと思います。
結構貴重な記事になると思いますので、お楽しみに!
それでは良い1日を!
Have a Great Fishing!
サブイズム-Sabuism (原)
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