オーナー企業のニューエルブランズ社がピュアフィッシング事業をシカモールパートナーズへ売却(>ω<)

さて、今週はしっかりと釣りに行けるように時間を調整して仕事を頑張りたいと思います。

 

もうそろそろ冬支度もしないといけませんね。ボア付きの靴は必要かな?悩んでおります・ω・

 

おはようございます。フィッシングトランスレーターのサブイズム(@sabu94_1982)です。

 

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Source:Newell HP

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ピュアフィッシング事業が売却される

世界の釣具業界のニュースが舞い込んできました!なんとアブガルシアやバークレーを所有するニューエル社がピュアフィッシング事業を売却。売却先は、ニューヨークを拠点とする小売と消費者向け投資を専門とするシカモールパートナーズ。

 

この売却手続きは2019年末には終わる見込みで動いているようです。

 

ニューエルブランド社とは?

同社は1903年にニューヨークのオグデンスバーグにてスタート。債務不履行に陥っていた金属カーテンレール会社のリントンコーポレーションを、地元でも有数のビジネスマンであるエドガー・A・ニューエルが買収。名前をNewell Manufacturing Companyと改名したのが起源です。

 

その名前は、1999年まで使用。その後は1999年にNewell Rubbermaidと改名。

 

色々な会社を買収していき、2016年に本社をニュージャージー州のホーボーケンに移しました。

 

扱いは基本消費者、商用品の販売。複数のブランドを抱える大企業です。従業員は2017年時点で約53,400人であり、総売上高は約1.4兆円。他に我々に馴染みのあるブランドではアウトドアで有名なコールマンがあります。

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同社は2年前の2016年に当時ピュアフィッシングのオーナーであったJarden社を買収して名前を現在のNewell Brandへと改名しました。

 

途中端折っていますが、ご了承ください。

 

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売却の理由は?

売却理由としては、「 “Accelerate Transformation Plan”.(変革計画を加速させる)」を遂行するためだということでした。

 

実は今回ピュアフィッシング以外にもJostensというカレッジリングやオリンピックのメダルを製造する企業が売却されます。

 

今回の理由については以下のような説明があります。

“While both of those businesses are really interesting businesses, in some ways neither benefits as much as the ones we’ve chosen to keep from the capabilities we’ve invested to create in innovation and design and in e-commerce,” Polk said. “While Fishing has a bit of an international footpring in the Nordic and parts of Europe, it is less of a big global opportunity than some of our other businesses, and certainly Jostens is geographically constrained.”

両ビジネスとも興味深いビジネスではあるけれど、イノベーションやデザイン、eコマースでの投資してきたものほどのベネフィットがないと見方があるようです。要するに、一部ではうけるけども、伸びしろが他の抱えているビジネス程はないとの説明があります。

 

なんとなく意味はわかりますが、投資関係のこういったバックグラウンドは難しいです^^;

 

あとはオーナーが変わるけど、それが他のブランドにどのような影響を及ぼすのか興味がありますね。

 

売却金額は約1,500億円

今回の売却金額は、米ドルで15ビリオンUSダラーとなっており、日本円で約1,500億円での売却になります。

 

当方はM&A事情には明るく無いため、この金額が高いか安いかはよくわかりませんが額は大きいと思います。

 

ちなみに2017年のピュアフィッシングの総売上高は、約600億円で、参考までにグローブライドの2018年3月期の総売上高が約858億円です。

 

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シカモールパートナーズとは?

同社はニューヨークを拠点とするPE(Permanent Equity)投資会社になります。PE投資会社とは、成長・成熟期の企業に対し比較的大規模な資金を提供、または株主に売却機会を提供する投資手法のことを指すようです。難しい(笑)

 

身近な例でいくと、STAPLESという文房具小売店に2017年に約7,000億円近くを投資しています。Staplesは1986年に設立され、32年は経っているある程度成熟した企業です。

 

ということで、今回も売却したいとおもっていたNewell社にとっても良いニュースになるのではないでしょうか?シカモールパートナーズは約1,500億円で買収してもしかすると更に投資をするのかもしれません。

 

ですが、上述のStaplesの投資に比べれば、金額はそこまで大きくないのかなとも思われます。

 

先程も明記しましたが、投資関係の話に当方は明るくありません。ここで気になるのは、今回の投資会社にピュアフィッシングが移り、どのくらい親会社の影響をうけるようになるのか?という点です。

 

これによって、もしかするとアブガルシアや、バークレイの方向性が変わってくるかもしれません。まあ、今までも何度も買収を繰り返してきているようですから、何とも言えないですが。。

 

日本にも少なからず、ピュアフィッシング・ジャパンがあるので、この動向は少し見守りたいと思います。

 

一応日本法人のHPを見ましたが、関連記事は載っていませんでした。

 

さあ、どうなるか?

 

 

では、また後程!


Sabuism (Yoichiro Hara)

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