メジャーリーグフィッシング(MLF)がFLWを買収!バスマスターを運営するB.A.S.S.と双極をなすのか?

どうやら台風20号と21号が日本に近づいているようです。15号、19号の爪痕が残る中どうなるか大変心配です。

 

ツイッターのフォロワーさんが言ってましたが、20号と21号のフュージョン(融合)になったら今の関東は壊滅的になると思いますので、フュージョンそして通貨しないことを祈ります。

 

こんにちは。フィッシングトランスレーターのサブイズム(@sabu94_1982)です。

 

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Source:MLF/FLW Tour HP

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メジャーリーグフィッシング(MLF)がFLWを買収

(出典:MLF)

日本人選手で大森貴洋プロと深江真一プロが活躍しているMLFのバスプロツアーの運営であるメジャーリーグフィッシングがFLWを買収するというニュースが先日ネット上でアナウンスされました。

 

MLF自体は2011年に設立されて、その画期的な釣果ルール(No Bag方式(その場で即リリース))で人気を博し、2019年にはバスプロツアーを設立。

 

FLWはB.A.S.S.と双璧をなすアメリカの大規模なバスフィッシングトーナメント団体。設立は1979年で2001年にFLWの名前が冠として付きました。現在では5つのトーナメントサーキットがあり、年間290試合以上のトーナメントが学生からプロまでを対象に開催されています。

 

この伝統あるFLWをメジャーリーグフィッシングが買収するということなのですから、これからのアメリカのトーナメントはこうなります。

 

B.A.S.S.  vs  MLF

 

これはもう誰の目にも明らかな構図となります。

 

ある意味で伝統あるB.A.S.S.の一方で、最新のトーナメントルール(即時計量&リリースシステム=魚にも優しい)を採用して巨大なマスメディアチャンネルネットワークを持つMLFがどのようにB.A.S.S.を圧倒していくのかも見どころの1つだと個人的には思っています。

 

2019年1月アメリカのFLW・Bassmaster・MLFのトーナメントスケジュール情報★

01/08/2019

 

2020年のFLWサーキットはどうなるか?

(出典:FLW )

とりあえず2019年のFLWトーナメントサーキットはそのままで、2020年よりエリアの拡大やFLWツアーでのフォーマット変更があるようです。

 

現在のFLWトーナメントは5種類あり、この5つのトーナメントは廃止はなく継続となります。

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(©Sabuism)

これはもう皆さん容易に想像がつきますよね?

 

そうです、フォーマット変更部分はMLFの即時計量&リリースシステムがFLWのシステムに組み込まれるということです。

 

ちなみに、現在のFLWツアーフォーマットは5匹の総重量でAOYを競うB.A.S.S.と同様のシステムです。

 

FLWツアーシリーズは新フォーマットへ

FLWはB.A.S.S.同様に4日間を戦うシステムで、5匹の総重量で競いあうものでした。

 

<2019年までのフォーマット>

合計4日間のトーナメントフォーマット。

Day1$&Day2→予選

Day3→セミファイナル

Day4→チャンピオンチャンピオンシップ

      ↓

<2020年からの新フォーマット>

合計6日間のトーナメントフォーマットに変更。

Day1~Day3までは、FLW伝統の5匹の総重量。

Day4~Day5はMLFの即時計量&リリース方式を採用し、MLFのノックアウトラウンド(10名ずつ2グループを作る)

Day6はDay4&5の上位10名によるチャンピオンシップ。

 

報酬は75位まで拡充されるようです。

 

そして、FLWのツアーで最も優秀な成績をおさめた選手はMLFのバスプロツアーに出場する資格が付与されます。

 

この詳細については、後ほど公表されるようです。

 

コスタ以下のツアーは地域の拡大へ

(出典:FLW)

こちらは現在の5地域から8地域へと拡充されます。

 

現在は以下の5つで運営されています。

1、セントラルデヴィジョン

2、ノーザンデヴィジョン

3、サザンデヴィジョン

4、サザンウェスタンデヴィジョン

5、ウェスタンデヴィジョン

 

後は、トーナメントフィーの削減で、プロ/コアングラー共に削減

プロ:US$1,900 →US$1,700

コアングアー:U$650 →US$550

 

FLW BFLはエントリーフィー削減

 

(出典:FLW)

こちらのBFLについては、2019年と同様の形式でトーナメントが継続。つまり、5匹の総重量でのトーナメントフォーマットです。

 

ただし、エントリーフィーが削減

<1日参加>

ボーター:US$200

コアングラー:US$100

<2日参加>

ボーター:US$300

コアングラー:US$150

 

ハイスクールとカレッジシリーズについて

(出典:FLW)

こちらも2019年のフォーマットから大きな変更はないようです。

 

買収作業完了は2019年10月31日を予定

さあ、今月あと11日ほどで終了ですが、その日をもってMLFのFLW買収が完全に完結する予定です。

 

上記は飽くまで予定ですが、これで完全にMLF(+FLW) vs B.A.S.S.の構図がアメリカには出来上がったと思います。

 

さあ、2020年のトーナメントシーンは話題が多く、これまた波乱の展開もありそうですね!

 

伊藤巧プロは2020年からバスマスターエリートシリーズに参戦しますが、もしかしたら何時かメジャーリーグフィッシングに参戦している姿があるかもしれませんね。

 

そんな楽しみが沢山のアメリカツアーの話題でした。

 

最後にMLFのコファウンダーであるボイドダケットのメッセージで締めくくりたいと思います。

“As time goes on, we’ll accomplish a lot for those FLW anglers, they should be assured that times are continuing to get better,” Duckett said. “Not that it wasn’t good already – FLW has done a great job (in building a pro-angler culture) that’s the strongest I’ve ever participated in, but if there is anything that MLF can do, we intend to make it better. That’s what I get up for every day, to make it better for the anglers

 

Sabuism 

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米国のB.A.S.S.やFLW記事を中心に記事を執筆しています。時には、プロ記者や、トーナメントプロの記事を翻訳していることもあります。また日本のトーナメントやタックルインプレッションについても記載しています。 Hey, Guys. B.A.S.S. preliminary report is written in this blog. Not only tournament article, but also I introduce very very cool Japanese lures to everyone! Don't miss it!!!! ©Copyright Sabuism